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誰もいない海
けれど僕がいる海
誰かの作った砂のモニュメント
僕の足跡を波が消してく
僕が生きてきたことを消すように
誰も思い出せないように
君を思い出すこと
それは僕を思い出すこと
あの日僕はいなくなったんだ
波にさらわれた貝殻
今朝見たテレビ
無残なニュース
心を痛めながら
けれど朝食はしっかり
ではここにいる僕は誰だ?
君と一緒に消えたはずの
僕はまだここに立っている
夕日に染まった手のひら
どこからきたのか 犬
犬と僕がいる海
誰かの残した花火の残骸
僕の後を何故
ついてくるのか 犬
しょうがないから
一緒に歩こう
砂に埋もれないように
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