あおく澄み渡る 天に 姿を現して
あかく燃えたぎる 太陽から離れて
ひっそりと やさしく つよく
私を見つめる
真昼の月
空はどこから空だろう
空はどこまで空だろう
あの月に尋ねたらわかるだろうか
あの透明な眼差しの
まっしろな雪の丘ではねまわる
まっしろな毛皮に身をつつんだ生き物は
まっしろに同化できない私を笑う
だから私は
れんが色に染まる空に太陽が飲み込まれる瞬間を
待ちわびる
月は夜の顔
水面に映る黄色の船に 乗れそうな気がして
手を伸ばすと 揺れて 消えた
私はなりたい
静かに やさしく つよく
月のように
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