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 27 October,2004    月のような
 
 
あおく澄み渡る 天に 姿を現して
あかく燃えたぎる 太陽から離れて
ひっそりと やさしく つよく
私を見つめる
真昼の月
 
空はどこから空だろう
 
空はどこまで空だろう
 
あの月に尋ねたらわかるだろうか
あの透明な眼差しの
 
まっしろな雪の丘ではねまわる
まっしろな毛皮に身をつつんだ生き物は
まっしろに同化できない私を笑う
 
だから私は
れんが色に染まる空に太陽が飲み込まれる瞬間を
待ちわびる
 
月は夜の顔
水面に映る黄色の船に 乗れそうな気がして
手を伸ばすと 揺れて 消えた
 
私はなりたい
静かに やさしく つよく 
月のように
 

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